当クラブでは毎度毎度バラエティに富んだ内容でお送りしている。
あるときは套路、あるときは推手、そしてまたある時は対錬。
人によっては一貫性の無さを感じ、不安になることもあるだろう。
意地悪？ いやいやあえて、である。
套路、推手、対錬、気功もそうかもしれない。
とっさに出て自分の身を助けるのは自分の動きであろう。
ある武術のノウハウやメソッドを当てはめるには、現実はあまりにもカオスすぎる。
だからすべてを貫く原理原則を身につけ、自分の動きにするために
武術の修行があるのである。持論である。
だからちょいちょい、とびとびに、身体にいろいろな動きをさせてみる。
身体は本体より頭がいいので、気がつかないうちに変化している。
文字通り「あ、変わった」と気づいたときにはもう終わっているのである。
套路、推手、対錬、気功、その他もろもろ。
これらはあなたを不可逆的に変化させるいくつもの車輪と心得てもらいたい。
というわけで、歩法と閃電手にプラスアルファを。
混乱を楽しんでいただけたら幸いである。
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