K.H.K.C.◆
北区堀船カンフークラブ
ミッション
北区堀船カンフークラブは、伝統武術を通じて、こころとからだを健やかに整える楽しい学びの空間をご提供します。
北区堀船カンフークラブ 練習風景動画
北区堀船カンフークラブ 練習風景動画
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【太極拳の練習をする日】2024年10月31日 北区堀船カンフークラブ
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北区堀船カンフークラブについて
はじめまして、佐々木啓と申します。生まれも育ちも東京都北区堀船。1974年生まれで三児のパパしています。職業は何の変哲もない会社員。ただしライフワークは「武術の修行」。そんな私がなぜ「北区堀船カンフークラブ」を立ち上げたのか? そこからお話したいと思います。
私が武術の修行をはじめたのは1993年、19歳の時でした。「自宅から自転車で通えるところだから」という単純な理由である道場に入門。が、そんな理由で入門したその道場は中国の伝統武術が学べる「本物の」道場でした。そこで私は石井敏師範に出会い、師と仰ぎ、以来修行の日々を過ごしています。
「武術」。それは人と戦うための技術という単純なイメージをはるかに超えたものでした。体の使い方から心の在り様から、すべてが日常のそれとは違うんです。
やることが多くて、
やらなくちゃいけないことが多くて、
やりたいことが多くて、
でもできないことが多くて、
それが楽しくて仕方がない。
本当に楽しくてやめられないんです。武術の修行ってものは。
そんな修行の日々も気がつけば20年を超えた頃、私にある心境の変化がありました。それまでの私の修行は「私のための」修行でした。つまり、
自分ができればそれでいい。
何ができるかは自分さえ分かっていればいい。
身につけた武術のなんたるかも、自分が知っていればいい。
そのような態度で武術の修行に臨んでいたわけです。
ですが、ある時ふと思ったのです。
「私が死んだらこの修業の成果も私とともに消滅する。武術の修業とはそんなものでいいのか? はたして私にとって武術とは何なのだ?」と。
そして私にも子供が生まれました。子供が成長して世界が広がるにつれて、友達のママさん、パパさん、近所の児童館、そして幼稚園と、今まで関わりのなかった地域とのつながりが強く意識されるようになりました。
ある時、5歳になった長男に武術の基本を教えてみました。子供は素直なもので言われたことしかやりません。長男は見事に私を投げてしまいました。それは子供が大人を投げたというより、「型が持っている正しい理屈」が私を投げたのです。
そこで私に「答え」が降りてきました。
「そうか、私は自分の中身を後世に残すのだ。この一生続けられる遊び=伝統武術の楽しさを人々に伝える、それが私の修業の意味だ」
「そしてそれは私を育み、これから子供たちを育んでくれる地元への恩返しであり、何か自分にできることはないかと思っていた地域貢献の方法でもあるのだ」
こうして自分が学んできたものを自分の中にため込んでいるだけの時期は終わりを告げました。師匠に地元で武術を教えてもよいというお許しも得ました。
伝統をつなぎ地域に貢献――北区堀船カンフークラブの誕生です。
北区堀船カンフークラブ主宰
佐々木 啓(ささきあきら)
1993年 全日本中国拳法連盟入門。石井敏師範(現天龍武術会主宰)に師事し、さまざまな中国武術、日本の古流武術の修行をはじめる。
2007年 柳生心眼流兵術 表取得
2012年 柳生心眼流兵術 中極取得
2016年 北区堀船カンフークラブ設立
2023年 柳生心眼流兵術 奥伝印可
「玄盛」受名
2023年現在 武術修業歴30年
修めた中国武術
・太極拳(陳式、孫式、正宗、武当派)
・形意拳、大槍、連環刀、連環剣、連環棍
・心意六合拳、棍、二節棍、刀、鶏爪鎌
・八卦掌
・孫臏拳
・各種兵器(子母鴛鴦鉞、純陽剣、純陽棍、双鈎)等々
修めた日本古流武術
・柳生心眼流兵術、柳生心眼流棒術
・日本兵法大和道
・浅山一伝流挫術
・九鬼神流棒術 等々