手の甲と甲を貼り合わせたまま、
役割A)手を同じ速度で動かし続ける
役割B)手の甲が離れないように相手の手の動きにつられて歩き続ける
そんなゲーム。
自転車は最初のひとこぎが一番しんどい。でも動き出してしまえばラクチンである。
人の運動も同じ。いったん止まってしまうと方向転換や再起動がむずかしくなる。
神様ブルース・リーも「Walk on(歩み続けろ)」おっしゃっているではないか。
だから相手の動きについていきながら、自分の心地よい状態を保つことも課題の一つだ。
動画の後半のように、慣れてきたら役割A)も歩きながら手を動かす。
役割B)は自分の心地よい状態を保つためにさらに歩き続けなくてはならない。
そのうち役割A)は甲を貼りつかせる腕も入れ替えてきたっ!
・・・こういうゲームをしていると、伝統的な推手を行う際に
その感覚が出来ていることに驚くだろう。
それは推手のお約束を超え、相手に貼りつく感覚に育っていく。
こういうことを続けていきたい。武術は一生遊べる高級なお遊びなので。
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