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執筆者の写真北区堀船カンフークラブ

練習日記~2018年1月25日(木)古流柔術編



古流柔術

今回は体験の男性とマンツーマン。

重圧を感じさせてしまうかと恐縮したがかえってありがたいと言われほっとする。

まずは手ほどきから。

片手取りの引きほどき、上げほどき、巻きほどき、矢筈返し、もじり抜き。

双手取りの中抜き、外抜き。そんなところを体験してもらう。

さて、体験に来られた方には必ず伝えて体験してもらうことがある。

それは「武術の修行には視点や認識の変化まで含まれる」ということ。

例えば腕を両手で掴まれたとする。腕一本対腕二本。不利だ。

だがこのようにも考えられないだろうか?

1)相手は自分の腕をつかむという行動しかできない。

2)対して、自分は掴まれた腕以外は自由に動かせる。

この発想の転換によって起こる彼我の有利不利の逆転。

これが武術の醍醐味だ。この面白さを伝えたいのである。

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