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執筆者の写真北区堀船カンフークラブ

練習日記~2017年5月18日(木)太極拳編



太極拳

(写真撮り忘れである。ほんとにもう・・・)

払って抑えて打つ、という動作はどんな武術にもあるものだ。

そういわれてほとんどの日本人が想起するのは神様ブルース・リー。

彼の創始したご存知ジークンドー(JKD)の技だろう。

『燃えよドラゴン』ハン主催の要塞島武術大会、目の前には妹の仇であるオハラ。

お互い差し出した右手は甲が触れ合うように交差され、次の瞬間――。

「あたあっっ!」

神速の右裏拳がオハラの顔面をとらえる!

全人類が瞠目したこのシーン、神様は

右手でオハラの右手をちょいと逸らし、

左手でそれを抑え、

空いた右拳をオハラに打ち込んでいる。

パクサオからのグアチョイ。速過ぎる。

JKDに限らず、払って抑えて打つ、という動作はどんな武術にもあるものだ。

というわけで今回はその一つ“閃電手”を練習する。

やっていることはパクサオからのグアチョイとそう変わらない。

ただし我々は太極拳。呼吸に動作をあわせ、動きは大河のごとくゆっくりと。

仇を打ち倒すための技ではない。

あくまでも身体開発、太極拳のアプリケーションとしての練習だ。

1、2、3からつなげて一つの技として。

メンバーは難渋しながらも楽しんでくれたようで何より。

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