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執筆者の写真北区堀船カンフークラブ

練習日記~2017年3月23日(木)太極拳編



纏絲

(動きのトップバッターに指先をもってくると・・・)


纏絲

(相手の腕を巻き取れます)

体を緩める、気功法、二人で組んでのエクササイズと

当クラブのオーソドックスな内容で進めた今回。

ただし、会場が和室だと何かやりたくなってしまうということもあり、

あるリラクゼーション法を体験してもらった。

静かに呼吸をしながら、

身体の曲面、曲線に意識を向けてもらうというものだ。

畳に楽な姿勢で座る。胡坐でも正座でも、楽ならよし。

呼吸は普通に鼻で吸って口で吐く。

吐くたびに全身が緩んでいくイメージを持って。

で、「身体の曲面、曲線」とはどういうことかというと、

たとえば首から肩にかけてのラインである。

たとえば肘の内側である。

人差し指から親指のJ型のラインでもあり、

膝の裏側でもあり、

土踏まずの曲面でもある。

そういう場所にいちいち注意を向けながら呼吸をしていく。

理由は分からない。だがリラクゼーション効果は高い。

多分10分間くらいそうしていただろう。

自分のペースでこの部屋に帰って来てもらって、

「どうですか?」

「・・・眠っちゃいそうでした」

成功のようだ。

血圧が下がっているかもしれないのでゆっくり立ち上がって、

全身を叩いて体に目を覚ましてもらうことも忘れずに。

こういうことを実践しながら行う太極拳は、

より深い身体の気づきをもたらしてくれると確信している。

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