2018年最後の古流柔術クラスである。今年もみなさん一所懸命に取り組んでいただいて、教える立場としては嬉しい限り。
久しぶりにE家のお二人が参戦。いつもは身体操りの練習ばかりしていたので、年の〆にちょっと技らしいことを。
居取り。胸倉を捻りあげられる。力のこもっている場所はほおっておいて、意識がお留守になっているところに働きかける。何気に、がポイント。「何か為さん」と意気込むと相手はオートで反応する。これが人間の危機回避能力か。
この技は五歳ころから愚息と稽古していたもの。一般的に子供の方が上手い。こうしてね、ということを先入観なしに再現しようとするからだろう。大人の方が「何か為さん」と思い余計な動きをしてしまう傾向がある。
技の自然さに関しては子供がお手本と言ってもいい。子供に還れ。ばぶー!
そんなこんなでまた一年、楽しく修行していきましょうね。
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