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執筆者の写真北区堀船カンフークラブ

練習日記~2018年9月6日(木)古流柔術編



“武術の上達には、体と意識の両面を鍛える必要がある。

ひたすら型ばかり練習しても意識の鍛錬ができていなければ

使う自信がつかないのは当然で、

これはパソコンのハードとソフトの関係に似ている。

どんなに良いハードがあったとしても、ソフトがなければ使えないのと同様に、

型の練習がメインになっている中国武術etcは、

意識の鍛錬がなされないため実用にならない。

武術を使えるものにするためには、

体(ハード)の鍛錬と同レベル(あるいはそれ以上)に

意識(ソフト)の鍛錬をする必要がある”

とは我が師匠、天龍武術会石井敏師範のお言葉である。

そのソフトの鍛錬をするために使うのがスポーツチャンバラ。

もちろんスポチャンがうまくなるためではない。

ケガをせずに「先」の感覚を磨くための優れた道具だ。

それこそ水月の位で相手を観察し、

その観察結果を無意識が「兆し」として捉え、

捉えたと同時に間髪を入れず打つ。

これだけ行う日を作ってもよい練習である。

動画の後半は大和道初伝逆技一本目「外小手」。

こうして見てみるとみんな楽しそうだ(笑)

武術は幸せに生きるために修行するもの。現代では特にそうだ。

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