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執筆者の写真北区堀船カンフークラブ

練習日記~2018年8月2日(木)古流柔術編



(入り方は違うが必殺のプロセスは同じ。私の研究資料のひとつ)

こちらの業界に“手の内”という言葉がある。

手の内を見せるとか見せないとか、その“手の内”である。

つまりは秘密にしている重要なこと。その名を冠する隠し武器もある。

柔術の場合、相手の腕なりなんなりつかんだとき、

そこにテコを効かす手指の使い方を“手の内”という。

“手の内”ない、べたっとした、ギュッとした握り方は“くそ握り”と呼ばれ忌避される。

もしあなたがその辺で暴漢に腕を掴まれたとき、手の内が効いていたら覚悟した方がよい。

(そんな暴漢はいない)

で両手取り。外から巻き返した場合と内から巻き返した場合を練習。

もちろん“手の内”を効かせて技に入るところまで。入ってもホンの入り口まで。痛いから。

実際は“手の内”が働けば技など要らなくなり、そこから全身に働きかけることができる。

まさに生殺与奪は“手の内”にあり、といったところか。

そこまでできると面白いのでちょいちょい練習しましょう。面白さのために。

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