新年初練習である。
今年も変わらず「地味だけど身体が本質的変化を起こす練習」を心がけよう。
というわけで、久しぶりに腕の脱力遊びを行う(動画参照)。
「自分で持ち上げている」「押されている」が分かるのも
指一本で受け止めるからこそだ。
今回はそれにプラスアルファのアイデアがある。
いつものノーマル版の後にジェイコブソンの漸進的筋弛緩法を行って、
その前後の感覚の違いを感じてもらうというものだ。
筋肉の緊張の感覚が分からなければその逆の脱力の感覚は分からない。
だが、日々緊張している現代人にとっては緊張の感覚すらわからなくなっている。
だから意図的に筋肉を緊張→弛緩させることでその感覚の差を感じ、
それによってリラックスや脱力の感覚を得ようというのが漸進的筋弛緩法である。
この遊びに関係のありそうな手、腕、肩、背中、そして顔の筋肉に行う。
(顔の緊張は全身の緊張を引き起こすので)
さて、再度試してみよう。・・・重たくなっているじゃないか!
こういう感じで本業の心理療法・心身医学の知見を取り込みながら、
今年もあれこれやっていく所存であります!
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