(もう生徒さんの誰かにテキトーに撮って、とお願いした方がいいかもしれない・・・)
引き続き無料体験の方お一人に参加してもらっての柔術である。
こちらもまあやることは同じ。
身体のゆるみで逃げる方向を探るエクササイズ
身体の動かせる場所を動かして有利な体勢を探るエクササイズ
相手の歩幅を一辺とした架空の正三角形を使ったエクササイズ
イメージを使った“持ち上げにくさ”を変化させるエクササイズなど。
ここまで伝統的な柔術の練習法なし。いいのか?
→いいんです。こういうエクササイズの積み重ね、
正しくはエクササイズによる気づきの積み重ねが
伝統的な技をバシッと決めさせるのです。
後半戦、総合を学んでいる生徒さんと示し合わせたとおり、
和室のときは“ギ”をつけての稽古を行う。
間近で青いブラジリアン柔術着を見る。柔道着とも古流の柔術着とも違うのね。
めくるめく古流武術の世界。
私が総合や柔術で使えそうなものをどんどん導入して、
これは、というものを生徒さんにピックアップしてもらう展開だ。
どうやら相手が“両袖を捕って寝技に引き込むケース”には
大和道の投技「捻返」が使えそうということに。
両手を取られたところから始まるこの技。
本来は相手の手がこちらの腕から離れないように運用するわけだが、
このケースでは相手がこちらの両袖を握りこんで離そうとしてくれない。
なんたる好都合! 技への意識が薄らぐが。
腕ではなく相手の中心をひねる感覚も掴んでもらえたようで、
もうこわくて自ら崩れるしかない。
これで総合に旋風を巻き起こしてもらいましょう。
終わり際に同じく大和道の「岩石」を導入。 「!?」という感じで次回につづく。
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