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執筆者の写真北区堀船カンフークラブ

練習日記~2017年5月11日(木)古流柔術編



柔術稽古

(片手を取られた状況で自分の何が動かせるか? 創造性も使うエクササイズ)

こちらも二週間ぶりの柔術クラス。仲間が増えた。やった初ゼリフ!

太極拳同様、基本的なことを見直す時間にする。

久しぶりの手ほどき。上げほどき、引きほどき。巻きほどき。

さすが一年近く続けている先輩は貫録の仕上がりだ。

手首と肘の中間を空間にボルト止めして、

そこを支点に腕を動かせばどんなにゆっくり動かしても抜ける。

イメージとそれのとおり身体を操作できるか、

身体のどこを動かしどこを動かしてはならないか、というテーマで

手ほどきはなかなか良い練習材料である。

その他いろいろやって、せっかくの和室だから投げ技など。

大和道初伝片手取り投技、“四方投げ”を行う。

“四方投げ”、古武術をたしなむその筋では有名な技でさあね。

多分あなたの思い描く“四方投げ”とそう違いはないだろう。

初心はゆっくり正しく丁寧に、相手をやさしく転がしてあげるところから。

“いざぶん投げん!”などと思ったとたん、

身体はガチガチになって動かないものだ。

投げられる(転がされる)方も初心は力の流れに逆らわず、素直に転がされるのが仕事だ。

そうやって正しく転がされる感覚を得て初めて、

正しく転がる感覚を相手に与えることができる。

お互いがやるべき仕事をこなしてお互いに上達する。

毎日同じことを書いている気がするが、

そうでなければ人と練習する意味なんてないと思うのだ。

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