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執筆者の写真北区堀船カンフークラブ

練習日記~2017年4月6日(木)古流柔術編(フェイク)



古流柔術

今回は事前の欠席連絡があり柔術練習はなし。

だから例によって自分の稽古をしてから帰る。

柳生心眼流兵術が好きだ。

日本の柔術には珍しく、独り型によって身体を練っていく。

2015年の中頃、多分6月くらいに

“これから毎日心眼流を振ろう”

と願をかけた。

それからもうすぐ丸2年。酔った日も、熱を出した日も、

一日も欠かさず心眼流を稽古してきた。

(さすがに体温が40度を超えた時はきつかった)

夜、家での心眼流は子供たちを起こさないように、

まるで太極拳のように丁寧に身ごなしを確認しながらおこなう。

転じて、こういう場所での稽古は第一戦闘速度のそれだ。

前にも書いたとおり、

ゆっくり動かなくてはわからないことがあり、

早く動かなくてはわからないことがあり、

加えて止まらなければわからないことがあるのが武術である。

緩急遅速をもって型の、身体の完成度を上げていく。

これだけまとまって一つの事を見ていくと、日々の変化に気づくことあり。

理想とする“心眼流”にだいぶ近づいてきた。

納得いく理合どおりに動けるようになったときーー

奥伝の巻物にチャレンジしてみたいものだ。

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