今夜は我が天龍武術会定例柔術稽古会に参加したのでそのことを。
いやしくも武術クラブを主催して指導者の立場にある私ではあるが、
こと柔術に関してはまだまだ至らぬところが多々あり。
師匠のような上位の人と組ませていただくとそれがよくわかる。
“腕をにぎる”一つとってもその精度に違いが感じられるのだ。
私にとっては実に貴重な機会。
そのような想いのある中でも、
「佐々木くん、ちょっと」
と師匠が自身の稽古相手に私を使ってくれるのは誉れである。
「痛くなければ覚えませぬ」by 藤木源之助
というのは一面の真実を表している。
まあ今回も痛い目にあった。それを自分の中で醸成して、
痛み成分を除いた本質をどのように生徒さんに伝えるか。
毎日の考えている永遠のテーマだ。
今回久しぶりに九鬼神流棒術の稽古をした。
新しく“瀧落”の手合いを伝授していただいたので、さっそくマイ伝書に落とし込まなくては。
ホントは絵伝書を作りたいんだけど、それは私の能力の限界を超えた作業だ。
「棒人間を描くのは何かの防衛の現れ」とは斉藤さや可先生の謂いだが、
もう棒人間を描くことすらあきらめたのだった・・・。
次回のこういった記事は四月下旬を予定。
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