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執筆者の写真北区堀船カンフークラブ

練習日記~2017年3月23日(木)古流柔術編(フェイク)



古流柔術

今回は事前の欠席連絡があり柔術練習はなし。

こういうときは自分の修行をしてから帰宅する。

畳の部屋なのであえて靴下をはき、滑りやすい状態で心眼流を振る。

「この21世紀、裸足でいる時間は限りなく少ないだろう」

「使うとしたら室内ではなく、何があるかわからない路上だろう」ということで、

一時期心眼流は靴を履いた状態で修行していた。

が自分の知見が広がるにつれて、“ノウハウではなく本質を得るための修行を”と、

定式通りの身ごなしを重視して修行するようになった。

さらにそれが一巡して、“定式通りでない状態で本質が表現する”も追ってみる。

畳の目と垂直方向に振るならまだしも、畳の目に沿った方向で心眼流を振るのは至難の業。

恐る恐るでは技は鈍り、思い切りよくすれば体勢を崩す。

心理療法的にも「~~しないようにする」のを達成するのは難しい。

体勢を「崩さない」ようにではなく、ええいままよ!

アプリケーション:孫臏拳口伝「歩法は氷の上を滑るように」を起動。

結果としてぐっと間合いを詰める身ごなしになった。

こういう身体を使った実験とフィードバック、大好きだなあ。

来たれ、同好の志!

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