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執筆者の写真北区堀船カンフークラブ

練習日記~2017年3月9日(木)古流柔術編



大の字

(柔術も写真を撮り忘れて大の字に倒れるの図)

「ゆっくり倒れるのも怖い。どうやって倒れていいかわからない」

そういうリクエストをもらっていたので、安全な倒れ方から始める。

1)す、としゃがむ。

2)片足を差し出す。

3)お尻をついて静かに上半身を床に倒す。

4)もう一方の足ものばし完全に寝転がる。

この四動作をゆっくりと体になじませてから、1234を流れるように行う。

しゃがみながら足を差し出しながらお尻をつきながら寝る。

滞りなく、よどみなく、静かに。

うまくいけば畳は「しゃっ」という軽い音を立てるだけである。

また、横になるとき自分のへそを見続けることで、

からだが船底型を描き力を逃がし、頭を床に打つことなく安全である。

これは二人で組んで、一方は正しい小手返しの練習、

もう一方は安全な投げられ方の練習になり一石二鳥だ。

追々崩された方が先を取って逃げていく練習にもつながろう。

それから安全な前まわりと後ろまわりの練習。

畳に慣れることにほとんどの時間を使う。

生徒さんは女性である。

「何かあるときは多分後ろから抱きつかれると思う。どうしたらよいか」

そのリクエストに「宙返し」という技を練習したのだが・・・。

ちょっとこれはオーバーキル気味なので割愛。

でも実際はそんなこと言ってられない状況なのだと思う。

だから、まず必要なのは

そういう技を使わなくて済むように気をつけることなのだろう。

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