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執筆者の写真北区堀船カンフークラブ

練習日記~2017年2月23日(木)古流柔術編



今日も写真なし。

ストレッチと手ほどきもそこそこに、

今回は生徒さんのリクエストで「杖」を重点的に練習する。

「突かば槍 払えば薙刀 持たば太刀」のあの杖である。

一文字から横一文字へ身体をさばく。

そのときも杖の中央を支点として、右手と左手をこねるように連動させて変化する。

カヌーのパドリングのようだ。やったことないけど。

こうすることで杖の長さが半分になる。

扱う感覚としては実質「長さが杖の半分の棒二本」になるのだ。

はじめは大げさに杖の両端が描く円は大きく、

そのうち体を横一文字に開く動きに吸収されて

杖自体の動きは消えてなくなる。

こういう長物を扱うときの基本的教え

「長いものは短く、短いものは長く」

の感覚を得るには地味だがコクの深い稽古だ。

その後杖の基本の扱い方、構え方、構えからの振り出し方、

そしてチャレンジ企画「影之一本」と杖を使った逆技を二つ。

約一時間にしては大盛りの内容だったが

希望には応えられたようで何よりの回であった。

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