写真撮るの忘れた・・・。だから巻物写真でお茶を濁す。
準備運動と上半身を重点的にストレッチ。
そして手ほどきの復習。上げほどき、引きほどき、巻きほどき内外。
この巻きほどき、もう万能といっていいくらいどんな人でもほどけちゃう。
主に精神医療系の施設で医療スタッフが用いる技術に、
「CVPPP：包括的暴力防止プログラム」というものがある。
攻撃的な患者に対していかに患者に寄り添い、安全で治療的な環境を守るか
という理念のもと実施されるプログラムだ。
その中の突発的な暴力から離脱するための方法、「ブレイクアウェイ」に
巻きほどきが含まれている。
CVPPPはだれでも習得できる身体介入を標榜しているので、
やっぱり巻きほどきは実践的なんだなあ、と思った記憶がある。
ただ、こちらの世界の「～～ほどき系」は、
ほどいた後の反撃、またはほどきながらの逆技（関節技）とセットなので
物騒なもんですねえ。
そして「もじり抜き」。
日本の武術には体の各部がまったく別々の動きをして、
ゴール地点では予定通りの位置に収まっているといった技が多いのだが、
このもじり抜きはそういう世界を体験する入り口としていいのではないだろうか。
片手を取られる。その手をもじりながら（下にドリルのようにねじ込みながら）、
身体は180度後ろに回転して相手から逃れる。
ここで重要なのが、取られた手はもじるだけ、身体は後ろに回転するだけ。
もじりなから回転する、では決してないというところ。
成功すればもじった方ももじられた方も、すぱっと何かが決まった感覚が得られる。
説明は限界、こればかりは体験してみないと、ね。
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