「ここに向かってこういう力を加えます」が技をかける時、
「そうそう、そういう感じ。あちょっとずれた」が技をかけられる時。
よかれあしかれカンフークラブの古流柔術の練習はここどまり。
和室で練習しているとはいえ、
メンバー全員がどったんばったんを望んでいるわけではないからだ。
そこへいくとこの天龍武術会定例柔術稽古はかけるもかけられるも、
最後までどったんばったんやるので技の完結感がある。
基本の身ごなしから始まり、
逆小手、閻魔、小手返し、鷲落し、引き倒し、
打ち砕き、四方投げ、打込返し、隅落し、波返し等々。
九鬼神流棒術、瀧落からの
「! くるぶしを! 師匠、この技は」
「『虚空』・・・」
「虚空!? ステキ!」
で心眼流。返しの捨て身技とカンフークラブで練習できないものばかり。
久々に稽古した感。が、ロッカールームで師匠曰く、
「これくらいじゃ三分の一くらいしか稽古した感じがしない・・・」
ですよね! だから柔術稽古会の更なる機会を、師匠!
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