(かつての稽古記録。こういうの残さないと後でホント困ることになる)
4月の定例稽古会。
私の柔術における最近のテーマは“つかんだ腕を離させない”こと。
例えば相手が腕をつかんでくる。
腕をつかまれたその状態、それを保持したままかける技が柔術には少なくない。
無理に動けば相手の手が離れて技が成立しなくなる。
さりとて、いつまでもがっちりと手を離さない相手に技がかかるのは当たり前。
そういう相手と練習すれば技のかかりがいいので気持ちよいかもしれない。
が、必要としている感覚の精度が落ちる気がする。
手に入れたいのは
“不利な状況を悟って手を放すような相手にも手を離させない”身体の働き、だ。
うまくいくものも、いかないものもある。
道筋が見えているものも、模索中のものもある。
だから人と組んで稽古する必要があるんだよなあ。
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