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執筆者の写真北区堀船カンフークラブ

1982年の252


なんとなく伝わってると思うが私は勉強が大好きだ。

知らないことを識ることは色々な意味で自分の世界を拡大させてくれる。

突然勉強が好きになったわけではもちろん、ない。

だから中高大と学校をサボった回数は片手でたりる。多分三回。

高校時代に一回、大学時代に二回だと思うけど、

ぶらぶらするためにサボったわけではない。

目的をもったサボタージュ、しかもこの三回とも行動は同じだ。

思い出すのは高校時代。朝、最寄駅にたどり着いた私に突然湧き上がる切迫感。

「もう限界だ、神保町に行かなくては・・・」

そう、学校をサボって神保町の書店めぐりである。

神保町、それは安らぎの里。先日久しぶりに訪れてみた。

どいつもこいつも本、本、本!

変わりつつも変わらぬ姿がそこにあった。

・・・いや何かが違う。

行きつけの書店のワゴンセール。そこは美術や工芸品の専門書店なのだが、

目の端にとらえたのは明らかに“こっち側”の情報だった。

近づいてみる。

「!」


『武術』表1

かの中国武術雑誌『武術』の1982年創刊号! そして二号、三号!


『武術』面4

裏表紙。時代!

出るところ(どこだ?)に出ればそれなりの価格のはず。

だけど今回は破格のお値段でのご提供です。

こういう資料的なものはあまり関心がないのだけれど、

(武田鉄矢氏の秘門蟷螂拳インタビューとか)

私のルーツにも関わるこの件はさすがに要救助対象。コード252。

ずっと帰依してきた神保町の神様がくれた、たまのご褒美だと思おう!

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