(繞歩というやつ)
ソーシャルディスタンスを守っていつも通りの気功と套路の練習だけど、だからこそそれ以外は普段やらないものを体験してもらいたい。ということで足の運び=歩法の中から「繞歩(ぎょうほ)」なぞ。多分初めてかな。
動きは動画のとおり。床に一本の線が引かれているのを想像して、その線を右に左に越えながら進んでいく。本来は上半身の動きとセットで、攻撃を避けながら相手の正面を外して接近していく歩法である。会場は和室だったので実際に畳の縁を右に左に越えながら練習した。
前足で想像上の線を越して後ろ足を引き付ける。言葉にしてしまえばそれまでだがなかなかどうして。実際に動画の動きを再現してみて欲しい。この滑らかさとスピードどころか二歩目を運ぶことが至難だと思う。この繞歩というやつ、体幹移動に二歩目がついてきているだけであって、歩いているように見えるが実は普通の意味で歩いていないのだ。
もう一手(足だけど)完成形に近づけると下の動画のようになる。改めて足だけ見ると踊りのようだなあ。武術は動きの全体像をが分からないと再現できないものが多いことよ。
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私の地元"東京都北区堀船"地域密着型武術クラブです。
現代人は頭が疲れすぎ。
身体も使ってバランスを取り、心身ともにリフレッシュ!
伝統的な太極拳を瞑想法、リラクゼーション法などをミックスしてお伝えします。
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