武術と言えば武器。武器と言えば自爆である。これ常識。
上達のプロセスの一部に「練習中の武器による怪我」はつきものだ。その体験、恐怖や痛みが武器の練習を遠ざけてしまうこともあるだろう。実際遠ざけてしまう。練習しないので上達しない。だからたまに練習してまた痛い目にあう。だから練習しない。負のループだ。
それでも人はまた立ち上がる。・・・というとカッコつけすぎだ。最近、ただきまぐれに、また練習し始めただけだから。
中国武術では武器の事を「兵器」という。自爆兵器列伝、その壱は「九節鞭」だ。
見てもらった方が早い。
要するに金属製の鞭である。うーん、凶悪。長さは140~150センチくらいか。
左端がグリップ部分。私の拳から少しはみ出すくらいの大きさ。
これが先端。8センチ大のおもりがついている。数年前、私の頭部を後ろから叩いて、出血を伴うこぶを作ったのがこいつだ。
恐ろしいので先端をカバー。スポンジをまいてビニールテープと輪ゴムでコーティング。
実際ぶん回しているところは・・・その内撮影するかも知らん。バーニィのビデオみたいにならないよう気をつけよう。
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