最近、自分に神ブルース・リー成分が足りていないことに気がついた。
まるで栄養素か何かのようだがメタファーとしてはそれほど外れてはいない。
というわけで、ミタチアカデミー主催のエスクリマセミナーを受講してきた。
だいたい年に一回のペースでセミナーに参加させてもらっているのだが、
他の参加者を観察したり実際に話を聴いてみると本門が他にある人が多い。
私と同じ中国武術の方もいたし、空手、合気道、キック、柔術などなど。
でも共通して
「ブルース・リーを神と仰いでいるのでジークンドーを学びたい」
という想いで集まっている。
そのようなオープンな雰囲気は主宰する御舘透先生のお人柄もあってのことだろう。
さて、画像のとおり休憩を入れながらも4時間みっちり稽古してきた。
内容はエスクリマというフィリピンの武術である。
ダブルスティック
シングルスティック
シングルスティック&ダガ(両刃の短剣)
ダガ
エンプティハンド(素手の技術)
これらを身に沁みこませるためのドリル、ドリル、ドリルの4時間である。
エスクリマはスペインの剣術が発祥なので、中国武術とも古流柔術とも似ていない。
ただし応用変化で学んだインドネシアのシラットの投技はアジアの共通点を感じた。
実際技をかける勘所も柔術に似ている。
さあこれから休憩のたびに取ったメモを清書する作業だ。これがまた楽しい。
しばらくはエスクリマが毎日の修行の日課になる。身に沁み込むまで。
そしてカンフークラブの生徒さんが練習台の役を担わされるまでがセットだ(笑)
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