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執筆者の写真北区堀船カンフークラブ

三摩之位~2019年3月5日(火)


査拳の弓歩で突いてみる。身体の中心部から拳まで芯が通った感覚。だがこのような下半身を安定させて撃った突きが相手に「効く」感じが全然しない。


形意拳の崩拳で突いてみる。推進力がきっちり拳に乗っている感覚。だがこのような体をぶつけるような突きが相手に「効く」感じも全然しない。


私の勘違いかも知れないし、単なる練度不足かも知れない。しかし「効く」「倒す」イメージが湧かない技というのは致命的だ。無意識からのメッセージと言ってもよい。


今の私にとって「効きそうな」技とは、相手の傍らにふら~りと立ち、相手の身体から10㎝くらい離した拳からただ放つ突きだ。


寸勁とも違う(そもそも寸勁など撃てない)、ただ放つ、ただ撃つ突き。グーの部分だけが風を巻いて飛んでいくような突き。効かせるつもりがなくなればなくなるほど増していく「効く」感じ。


純正中国武術とはかけ離れたその撃ち方。でも私の無意識はこっちだと言っている。

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