昨年6月、友人の結婚披露宴で八卦掌と心意六合拳を表演したのは過去記事のとおり。
このたびその表演を撮影した動画データをいただいた。
ざっと見た感想は「ちいさいなあ~」というもの。
これは言い訳だが、限られたスペースで打つ套路、
特に心意六合拳の小ささ、のびやかでない身体がとても目につく。
実際はまだまだスペースに余裕があり、もっと長く大きく動ける余地がある。
だからこの小ささは
「このまま行ったら壁に当たってしまいそう」
「このくらいにしておかないと危ないのではないか」という
精神的なものだ。
「人間が立つためには足をおく余地さえあればいい。
だがその足の廻りの地面をみんな奈落の底まで掘り下げたとしたら?
それでも君の立っている足下の地面が何かの役に立つかい?」
という荘子の言葉を思い出した。
さておき、ある程度スペースが見切れる八卦掌はまあまあ。
その八卦掌だが笑えない笑い話がある。
あまり練習していないからか、それとも加齢のせいか、
最近八卦掌の基本、円周を歩く“走圏”をするとすぐ目が回ってしまうんだよね・・・。
いややはり笑えない(笑)